名古屋エースFWジョーがハットトリック! 浦和を4-1粉砕、破竹の6連勝と絶好調

ハットトリックの活躍を見せたジョー【写真:Getty Images】
ハットトリックの活躍を見せたジョー【写真:Getty Images】

残留争いから一気に抜け出そうとしている名古屋、一方の浦和は今季リーグ戦ワーストの4失点

 名古屋グランパスが26日のJ1第24節で浦和レッズをホームに迎え撃ち、エースFWジョーのハットトリックなどで4-1と勝利し、破竹の6連勝を飾った。

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 浦和は主将のMF柏木陽介がこのゲームを欠場。それでも先にゲームを動かしたのは浦和だった。前半22分、左サイドからMF宇賀神友弥が縦に入れたスローインをFW興梠慎三が相手DFと入れ替わってキープして突破すると、中央に右足でクロス。これを名古屋MF小林裕紀がダイビングヘッドでクリアしようとしたが、ボールは無情にもゴールへ。オウンゴールで浦和が先制した。

 しかし、ここから名古屋が連勝中の勢いを見せた。ゴール前のこぼれ球を拾ったDF宮原和也が倒されたプレーでPKを獲得すると、ジョーが左足で狙ったシュートはGK西川周作が弾き出したが、こぼれ球をMF玉田圭司が押し込んで1-1の同点とした。

 名古屋はさらに同44分、中央やや右サイドからのフリーキックをFWガブリエル・シャビエルがゴール前に入れると、飛び込んだジョーが打点の高いヘディングで叩きこんで2-1として前半を終えた。

 後半に入ると浦和が反撃に出て攻勢の時間が長くなったが、名古屋は風間八宏監督の采配が的中した。風間監督は同23分にMFエドゥアルド・ネットに代えてMF相馬勇紀を投入。するとその2分後、相馬はDF丸山祐市の縦パスに反応して左サイドを抜け出すと中央にクロス。これをジョーが押し込んで3-1とした。さらに同34分には、相馬が左サイドから右足クロスを入れると、そこに合わせたのはまたしてもジョー。ボレーでゴールに流し込んでハットトリックを達成し、4-1と一気にリードを広げた。

 浦和は今季のリーグ戦ではワーストの4失点を喫し、攻撃面では名古屋の守備陣を崩すところまではいくものの、最後のクロスやシュートがことごとく精度を欠いてオウンゴールの1点にとどまった。名古屋はこれで6連勝とし、勝ち点を28まで伸ばしてJ1残留争いから一気に抜け出そうとしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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