バルサ監督&選手、敵地バジャドリードの劣悪ピッチに憤り 「ビーチかと思った」
1-0辛勝後にバルベルデ監督、ピケ、ブスケッツがピッチ状態を非難
バルセロナは現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節の敵地バジャドリード戦に臨み、1-0で辛くも勝利した。開幕2連勝スタートとなった昨季王者だが、試合後はアウェーの劣悪なピッチコンディションに監督や選手らが憤りを露わにしたと、スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」が報じている。
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5年ぶりに1部リーグ昇格を果たしたバジャドリードとアウェーで対戦したバルサ。ところが、バジャドリードのホームスタジアム「エスタディオ・ホセ・ソリージャ」の芝はわずか4日前に張り替えられたばかりで、試合中に芝がめくれるなど劣悪なコンディションだった。
バルサのエルネスト・バルベルデ監督は試合後、「ピッチに問題があったのは明確」と述べ、「あのように芝がめくれるのは長い間見たことがない。リーグ戦をどこか別の場所で行いたいとまで考えさせられる。ただ勝てばいいというものではなく、ファンも楽しめるかどうかも大事だ。負傷者が出なくてラッキーだった」と憤りを露わにした。
また、怒り心頭なのは監督だけではない。スペイン代表DFジェラール・ピケは、「国外での開催を考える前に、まずは国内を見るべきだ。アメリカで試合を行いたいと思っているようだが、今日のピッチコンディションは恥ずべきレベル。選手が怪我をするリスクさえあった。非常に残念だし、何か行動を起こしてくれることを願う」と厳しい言葉を残した。
スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツに至っては、ピッチの一部を見て「ビーチかと思った」と皮肉を浴びせ、「あのようなピッチでプレーをするのはとても難しい。世界最高のリーグをあのようなピッチで行わなければならないのは残念なこと。そもそも芝を敷いた後に、リーグ側が誰も確認しなかったことが信じられない」と、リーグ側の対応を非難していた。