ブレーメン大迫、右FWで輝けず 独紙はCFにポジション変更後「活性化」と評価
ハノーファー戦に先発フル出場 無得点に終わり採点「4」と厳しい評価
ドイツ・ブンデスリーガは現地時間25日に各地で開幕戦が行われ、日本代表FW大迫勇也が所属するブレーメンは、同FW浅野拓磨と同MF原口元気が所属するハノーファーとホームで対戦した。大迫は3トップの右で先発し、フル出場するもゴールに絡むシーンはなく、地元メディアは厳しめの評価を下している。
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開幕前のテストマッチや、DFBポカール1回戦のヴォルマティア・ヴォルムス戦でヘディングシュートを決め、独メディアから「ヘディング・モンスター」の異名を取っていた大迫。しかしこの日は得点がなく、試合は1-1の引き分けに終わった。
ドイツ地元紙「WESER KURIER」はゴールを挙げたゲブレ・セラシエには最高評価の「1」をつけたものの、大迫ら4選手がワーストの「4」となった(ドイツの評価は1が最高、6が最低)。大迫について「この間のような目立った活躍はなかった。ほとんどの時間を相手のパスコースを消すことに費やしていた。(マックス・)クルーゼが下がった後は目立つようになった」と綴った。
また、ドイツ地元紙「kreiszeitung」も大迫を「4」と評価し、「右サイドでほとんど目立つことはなかった。長い時間、何もすることがなく時間が過ぎていった。ただし、クルーゼが負傷交代した後で中央に位置を移してから活性化し、56分に一度、良いチャンスがあった。とはいえ、全体的に見るとお粗末だった」と厳しいコメントを添えている。
ブレーメンの次節は9月1日、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトと敵地で対戦する。大迫は次戦でゴールを挙げ、輝くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)