W杯日本戦で2得点の元コロンビア代表FW 壮絶な転落劇に「人気株が今は無職」

現在は無所属のJ・マルティネス【写真:Getty Images】
現在は無所属のJ・マルティネス【写真:Getty Images】

J・マルティネスの需要が数年間で暴落「3年前、欧州で人気のあるストライカーだった」

 元コロンビア代表FWジャクソン・マルティネスは、2014年に開催されたブラジル・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終節日本戦で2ゴールを決める活躍を披露し、コロンビアのベスト8進出に貢献した。しかし4年後の現在、無所属でクラブを探している状況にある。J・マルティネスの転落劇をスペイン紙「AS」が報じている。

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 ポルトで頭角を現したJ・マルティネスは、ブラジルW杯の活躍もあり、数多くのビッグクラブが獲得に乗り出すなか、2015年にアトレチコ・マドリードへ移籍した。しかし、リーグ戦15試合2ゴールに止まり、およそ半年で退団。16年2月には巨額オファーを提示した広州恒大へ活躍の場を移すことになった。しかし、中国でもくすぶり続けた。大物助っ人と期待されながら2年間で公式戦16試合4ゴールに終わり、今年3月にはクラブから契約解除を通達された。

 記事では「3年前、ジャクソン・マルティネスは欧州でも人気のあるストライカーだった」と説明した一方、「今は職がない」と転落劇に驚きを見せている。

 また、メキシコ1部クラブ・レオンとの合意報道が出たものの、スポーツディレクターは「いや、ない。ないよ。会長が彼の獲得を望んでいない」と完全否定。相次ぐ主力流出に見舞われているスポルティング・リスボンも噂に挙がったが、「クラブが苦境に直面しているにもかかわらず、候補にすら入っていない」という。

 31歳であることから「残されている時間は多くはない」と指摘されているJ・マルティネス。果たして新天地はどこになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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