ヤングなでしこ10番MFの芸術的カーブ弾 U-20W杯決勝「凄まじい一撃」に海外衝撃
U-20W杯決勝でスペインに3-1勝利、長野が華麗な右足シュートで3点目
ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表は、現地時間24日にフランスで開催されたU-20女子ワールドカップ(W杯)決勝でスペインを3-1と撃破し、大会初優勝を飾った。決定的な3点目を挙げた10番MF長野風花(仁川現代製鉄)の一撃が海外から脚光を浴びており、「凄まじい一撃」と賛辞を送られている。
序盤は相手に主導権を握られたものの、前半38分にMF宮澤ひなた(日テレ・ベレーザ)が約20メートルのミドルシュートを叩き込んで日本が先制。後半12分にFW宝田沙織(セレッソ大阪堺レディース)が追加点を奪うと、同20分に日本の司令塔が輝きを放った。
右サイドでFW宝田沙織(セレッソ大阪堺レディース)がサポートした場面で、長野は相手ペナルティーエリア内まで思い切り良く侵入。目の前には相手二人が対応に入っていたが、長野は迷わずに右足を振り抜き、相手GKの頭を越える芸術的なカーブを描いたシュートがゴールに吸い込まれた。これが決定打となり、日本は3-1と逃げ切って初優勝を飾っている。
長野は「良いタイミングでボールをくれたので、思い切り打ってみようと思ったら良いコースにいって良かった」と振り返った。そして、この一撃を取り上げたのがペルー紙「レプブリカ」だ。