王者マンC、“疑惑のゴール”による失点でウルブスと1-1 英メディア「大きな論点になる」
ウルブスの先制点にハンド疑惑、開幕連勝は「2」でストップ
プレミアリーグ第3節が現地時間25日に行われた。昨季王者マンチェスター・シティは、昇格組のウォルバーハンプトンと1-1の引き分けに終わり、開幕からの連勝が2でストップ。シティが喫した失点の場面はハンドによる“疑惑のゴール”だったのではと、議論を呼ぶプレーとなった。
ウルブスのホームで行われた一戦は、両者一進一退の攻防を繰り広げた。前半20分にはウルブスがカウンターから攻め込み、FWラウール・ヒメネスがゴールネットを揺らす場面があったが、ここはオフサイドの判定でノーゴール。その直後にはシティも反撃し、FWセルヒオ・アグエロとFWラヒーム・スターリングのシュートがポストを叩くなど、惜しいシーンが続いた。
均衡が破れたのは後半12分だった。ウルブスは左サイドのCKからショートコーナーでMFジョアン・モウチーニョが鋭いクロスを中央へ供給。フリーになったDFウィリー・ボリーが体を投げ出して気合で押し込んだ。
ボリーが頭で合わせたボールは右手に当たっていたが、そのままゴールが認められた。英公共放送「BBC」も試合速報で「疑惑の場面」「大きな、大きな論点になる」と指摘した。SNS上でもすぐさまビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の必要性を主張する声が多く挙がったが、プレミアリーグでは導入されておらず、ウルブスが“疑惑のゴール”で昨季王者を相手にリードを奪った。
今季初失点を喫したシティだったが、同24分にMFイルカイ・ギュンドアンのFKからDFアイメリク・ラポルテがヘディングシュートを叩き込んで同点とした。
試合は1−1で終了し、両チームが勝ち点1を分け合った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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