武藤が3年前のチェルシー行き固辞の真意告白 「必要としてくれていると感じなかった」

「チェルシーは間違いなくファンタスティックなクラブで本当に強い」

 現地時間26日には、プレミア3戦目にしてそのチェルシーと対戦する。オファーを提示してくれたビッグクラブに対し、武藤は勝ち点3を獲りに行く姿勢を示した。

「もちろん、チェルシーを相手に戦うことは奇妙な感覚です。彼らは間違いなくファンタスティックなクラブであり、本当に強い。それでも、僕たちがチームとして団結できれば、勝てないということはないと思います。勝ち点3が必要な状況であり、もしゴールかアシストで貢献できれば、素晴らしい週末を過ごすことができると思います」

 また、日本やアジアから参戦してくる選手にとって、プレミアリーグはフィジカルが問題視されている点についても持論を展開している。

「日本人選手はフィジカルの能力はないと言ってしまえば簡単ですが、そのなかで良いプレーを見せるのが僕たちの仕事であり、ピッチでそれを証明していくしかありません。皆が日本人選手を見て、考えを変えてくれたらと思います。同時に、僕ら日本人選手もその認識を覆すプレーを見せなくてはなりません。イングランドは日本人選手がビザを受理するのが難しいリーグであり、世界最高峰のリーグでもあります。ここに来られたことが大きな反響を呼べればと思っています」

 武藤は自身の活躍で日本人への偏見を覆すことに使命感を燃やしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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