香川が酒井宏と“日本人コンビ”結成!? 名門マルセイユが獲得興味と仏メディア報道
カメルーン代表MFザンボ退団に伴い、新たな中盤の核を求めるマルセイユが白羽の矢
ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間26日にブンデスリーガ開幕節のRBライプツィヒ戦を迎える。今夏はトルコの強豪ベジクタシュへの移籍報道が過熱したが、移籍市場閉幕まで残り1週間となった段階でスペインのセビージャが急浮上。さらに、日本代表DF酒井宏樹が所属するフランスの名門マルセイユも獲得に興味を示しているという。フランスのサッカー専門メディア「フットメルカート」が報じた。
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今夏、香川にはベジクタシュ移籍の噂が浮上。レンタルでの獲得を希望するベジクタシュと完全移籍での売却を希望するドルトムントの間で交渉は平行線を辿っているとされる。移籍市場閉幕まで1週間に迫ったなか、スペインメディア「エル・デスマルケ」はかつて日本代表MF清武弘嗣(現セレッソ大阪)も所属したセビージャが香川サイドと接触したと伝えた。
同記事では、「マルセイユも日本のプレーメーカーに興味」と“争奪戦”の様相を呈していることにも言及している。これを受け、フランスのサッカー専門メディア「フットメルカート」は「OM(オリンピック・マルセイユ):シンジ・カガワに興味?」と見出しを打ち、マルセイユのチーム状況を分析している。
今夏の移籍市場で、中盤の要として昨季リーグ戦37試合に出場したカメルーン代表MFアンドレ=フランク・ザンボが、移籍金2500万ポンド(約36億円)でプレミアリーグのフルハムに移籍。「リュディ・ガルシア監督は代役を探し当てることを求めている。攻撃面を上手く機能させるべく、マルセイユの関心が高まっていると噂されている」と、ゲームメイクを得意とする香川獲得の可能性について触れた。
マルセイユにはロシア・ワールドカップをともに戦った酒井宏樹がおり、移籍するとなればフランスの地で日本人コンビが誕生することになる。UEFAチャンピオンズリーグに出場するドルトムントで熾烈なポジション争いに挑むか、より多くの出場機会が見込める新天地を求めるのか――。移籍期限までの残り1週間の動向が、大きな注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)