「史上最悪?」 ロシア1部クラブ発表の奇抜な“第4ユニ”が話題 「クール!」の声も

ロシア1部のFCロストフの奇抜なユニフォームが話題【写真:Getty Images】
ロシア1部のFCロストフの奇抜なユニフォームが話題【写真:Getty Images】

サポーターがスタンドに持ち込んだ“幸運のカーペット”に、ロストフが乗っかり大ウケ

 ロシア1部リーグに所属するロストフが、先頃“幸運のお守り”をモチーフにした第4ユニフォームのデザインを発表したが、これが奇抜すぎて様々な話題を呼んでいる。

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 ロストフの発表したユニフォームはなんと、カーペットのデザイン。黄色と焦げ茶を基調とし、花模様が施されたそのカーペットはまさにアートと言える作品だが、このデザインがそっくりそのまま、第4ユニフォームとして使われることになった。

 英公共放送「BBC」によれば、ファンが試合会場に持ち込んだカーペットがデザインの大元。チームがホームで負けるのを見たあるファンが、自分が“ラッキーチャーム”と信じるカーペットをスタジアムに持ち込んだところ、ロストフは現地時間19日に行われたエニセイ・クラスノヤルスク戦で4-0と大勝。かなり擦り切れていたこのカーペットはサポーター内で大ウケし、“幸運のお守り”としてSNS上であっという間に有名になった。

 スタジアムではためくカーペットをクラブ側が見逃すはずがない。ロストフの動きは素早かった。そのサポーター(とカーペット)を練習場に招待した後、21日には新ユニフォームを発表。2500ルーブル(約4100円)の値段でプレセールスするとアナウンスしたのだ。

 これを受け、ファンは大盛り上がり。ツイッター上には「いいねが1万件ついたら、カルピン(ロストフ監督)は次の試合でこれを着てくれる?」「子供の頃、おばあちゃんが持っていたカーペットだ」「世界に二つとないユニフォームだ!」「よくやった!」「とてもクール!」とのコメントが、笑顔や笑い泣きの顔文字とともに投稿されている。

 ただ、スペイン紙「マルカ」の感想は少し違う様子。このカーペットがクラブにとってのラッキーチャームであることを伝えつつも、「史上最高に醜悪なユニフォーム?」との見出しで、このニュースを伝えている。

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