ペジェグリーニ監督はウィルシャーとノーブルの技巧派コンビに自信

　ウェストハムのマヌエル・ペジェグリーニ監督は、今夏に加入したイングランド代表MFジャック・ウィルシャーにかつての名レジスタ、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロの姿を重ねている。ウィルシャーの古巣アーセナルとの対戦では「4、5年前のユベントスを思い出すだろう」と語った。英紙「テレグラフ」が報じた。

　アーセナルの下部組織で育ったウィルシャー。2008年に16歳でトップデビューを果たし、イングランド最高の才能とも称されたが、度重なる怪我などもあって伸び悩んでいた。ついにウェストハムへの移籍を決断し、新天地で復活への第一歩を踏み出している。

　前節ボーンマス戦ではイングランド人MFマーク・ノーブルとウィルシャーが中盤センターで組んだが、1-2で敗戦した。元イングランド代表監督のサム・アラダイス監督はこの二人のコンビを「遅すぎる」と批判したが、ペジェグリーニ監督はチームの戦術に合っていると自信をのぞかせている。

「速い選手が必要ならば、彼らにはできないが、テクニックがあってボールを失わない選手が必要となれば、彼らは一緒にプレーできる」