元マンC監督がリバプールのプレミア優勝を確信 「今まで見たことがないような信念」
元イングランド代表DFピアース氏がリバプールを推す理由は…「彼らはハングリーだ」
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールは、昨季プレミアリーグで首位マンチェスター・シティと勝ち点25差の4位に終わった。また、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では11年ぶりに決勝進出を果たしたが、レアル・マドリードに敗れてあと一歩で優勝を逃した。元イングランド代表DFでかつてマンチェスター・シティを率いたスチュアート・ピアース氏は、その悔しさがリバプールの糧になると示し、今季のリーグ優勝の一角に推した。英紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」が伝えている。
「私個人としては、今季はリバプールが優勝すると思う。おそらく、マンチェスター・シティとリバプールの優勝争いとなるだろうが、リバプールが上回る可能性がある」
こう語ったのは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のテレビ番組「The Debate」に出演したピアース氏だった。
現役時代に1シーズンをシティで過ごし、監督として同クラブを2シーズンにわたって指揮。それでも、ピアース氏はあえてライバルを優勝候補に挙げる理由をこう説明した。
「私は昨季の終わりから、これまで見たことなかったような信念をリバプールに見ている。しかも、彼らは今ハングリーだ。CL決勝で敗れたこともだし、あんな負け方をして傷ついている。プレミアリーグでも勝てずに、彼らは(勝利に)飢えている。何年ぶりかのタイトルを追っていて、そのハングリー精神が彼らに限界を越えさせてくれるのではないかと考えている」
ついに始まった新シーズン。リバプールは開幕から無失点で2連勝し、好スタートを切っている。果たして、ピアース氏の読み通り、昨季の悔しさをバネに29年ぶりのリーグタイトルを勝ち獲れるのか。レッズ(リパプールの愛称)が、悲願のリーグ制覇へとひた走る。
(FOOTBALL ZONE編集部)