「移籍金ゼロ」の大物10人を英紙特集 マルキージオ、テリーらに日本行きの可能性も!?
移籍金がかからずに獲得できる経験豊富なビッグネームたち
イングランド、イタリアに続いて8月末にはドイツ、スペイン、フランスも移籍市場が閉幕を迎える。予算の都合がつかず、冬の移籍市場まで補強を待たなければならなくなったクラブもあるだろう。しかし、諦めるのはまだ早い。英紙「デイリー・ミラー」は、無所属でフリーエージェント(FA)となっている10選手をリストアップし、諸条件を満たせば移籍金ゼロで獲得が可能だと謳っている。
代表格は元イタリア代表MFクラウディオ・マルキージオだ。2007-08シーズンにレンタルでエンポリに所属した以外はユベントス一筋でプレーし、これまで通算294試合に出場してきた。だが、ドイツ代表MFサミ・ケディラやMFブレーズ・マテュイディ、ドイツ代表MFエムレ・ジャンとのポジション争いが熾烈になるなか、ユベントスとの契約解除を決断。32歳となったがまだまだトップレベルでプレーできる選手だけに、日本をはじめ世界中から関心が寄せられている。
37歳の元イングランド代表DFジョン・テリーも、FA選手の一人だ。昨季はチェルシーを退団し、アストン・ビラでフットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部相当)を戦った。最盛期は世界最高のセンターバックと称された男は、年齢とともに衰えは否めないが、かつてチェルシーとイングランド代表で主将を務めただけあって、リーダーシップは抜群だ。存在感あるリーダーが、ロッカールームに欲しいクラブは獲得を検討する余地があるかもしれない。
マンチェスター・シティで通算230試合59得点を挙げた元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレも現在は無所属だ。シティではプレミアリーグ3回、FAカップ1回、リーグカップ2回の優勝を経験し、その経歴は申し分ない。ペップ・グアルディオラ監督の構想外となるまでは攻守両面にわたって素晴らしい活躍を見せており、そのクオリティーはお墨付きだ。