アーセナルのナイジェリア代表FWがエメリ監督に好意的 ベンゲル体制より「ためになる」
開幕2連敗もイウォビは前向き 「エメリ監督との時間を楽しんでいる」
22年の長きにわたってアーセナルを率いたアーセン・ベンゲル監督が、昨季限りでクラブを去った。ガナーズは、その後を継いだウナイ・エメリ新監督の下で新たなシーズンをスタートさせている。そうした変化を選手たちは、前向きに楽しんでいるようだ。ナイジェリア代表FWアレックス・イウォビは、このスペイン人新監督との時間を「楽しんでいる」と好意的に語った。英紙「デイリー・メール」が報じている。
プレミアリーグの2018-19シーズンは、ここまで第2節を消化した。新生アーセナルは、マンチェスター・シティとの開幕戦を0-2で落とすと、続くチェルシーとの第2節も2-3で敗れ、連敗スタートとなった。
だがイウォビは、エメリ新監督率いるアーセナルの歩みに疑問を抱いているようではなかった。
「僕にとっては、(今の方が)ためになることが多くある。以前よりもキレがあり、激しいプレーができるようになった。自分のためだけではなくて、チームの手助けももっとできるようになったと感じている。みんなが楽しみながら、新たなアイデアを取り入れていて、個人的には新しいセッション、新たなトレーニングメソッドとアイデアが面白いね。彼(エメリ監督)との時間を楽しんでいる」
その指揮官の指導法にも触れ、こう続けた。
「(エメリ監督は)多くのことを要求してくる。自分たちがボールを持っている時に有利になるよう、より激しく、ハイプレスなサッカーでボールをキープしようとする。特にアタッカーにとっては、ボールを持てる時間が増えて良いことだね」
チェルシー戦で同点弾を決めたイウォビは、今後もハードワークを継続し、エメリ体制でのレギュラー入りを目指しているという。
「システムが変わった時には、また自分の力を証明しなければならない。でも、それはどこへ行こうと同じことで、自分がチームの誰よりも優れていると証明する必要がある。アーセナルのようなチームでそうするのは簡単なことではないけれど、トレーニングでも試合でも常に証明する努力をしなければならない。僕たちにはたくさんのアタッカーがいて、ワールドクラスの選手もたくさんいる。だから僕もそのレベルにあるか、または彼らと同等の実力があることを証明して、彼らを超えることが僕の目標だ」
今季でデビューから4シーズン目のイウォビは、新監督の下でさらなる成長を誓っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)