シンガポール人初のJリーガー、“キング・カズ”との対決心待ち「プレーを見る最高の機会」
今夏、松本に期限付き移籍で加入のDFアプリン、憧れのカズについて言及「彼はアイドル」
今夏、J2松本山雅FCに加入したシンガポール人初のJリーガー、DFアンダース・アプリンは、25日の第30節・本拠地横浜FC戦で対決する“カズ”こと元日本代表FW三浦知良への憧れを口にしている。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版が報じた。
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シンガポール代表のアプリンは8月1日から松本が業務提携しているシンガポール1部ゲイラン・インターナショナルから期限付き移籍で加入。シンガポール人DFにとって、51歳のJリーグ最年長ストライカー・カズは憧れだという。
「キング・カズが長年トップで活躍してきたのに、いまだ健在なのが本当にアメージングだよ。彼は日本サッカー界のすごいアイドル。彼のプレーを見る最高の機会になるだろうね」
アプリンはこう語り、キングに最敬礼していたという。憧れる選手との対決となるが、ピッチ上で相見えることになれば私情は一旦捨てるという。
「この競技に対する彼の全ての貢献を称賛するけれど、僕は山雅の選手。勝ち点3を手にするのは僕のチームだ」
必勝の決意を示したアプリン。加入して間もないが、現在は様々な壁に直面しているという。
「違う文化、気候、環境に慣れるのが最初はすごく難しかった。毎日、日本語の勉強に何時間か費やしている。チームメートとも意思の疎通ができるようになるし、練習中もなるべく話そうとしているんだ」
日本語の勉強にも前向きに取り組んでいるなか、尊敬するカズとの対決は実現するだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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