ドルトムントの“ストライカー問題”解決!? バルサFWアルカセルの獲得が決定間近か
期限付き移籍での移籍成立が迫るとスペイン紙が報道
今夏の移籍市場でストライカーを探し続けていたドルトムントが、ようやく“ポスト・オーバメヤン問題”を解決できることになりそうだ。バルセロナからFWパコ・アルカセルを期限付き移籍で獲得することで契約成立に近づいているという。
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スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」によれば、ドルトムントはアルカセルを1年間の期限付き移籍で獲得予定、翌年については買い取りオプションが付帯している。ドルトムントのほか、日本代表MF乾貴士が所属するベティスとアラベスもアルカセルを狙っていたが、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を手にしているという点が有利に働いたようだ。
ドルトムントは昨季途中に移籍したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤン(→アーセナル)、期限付き移籍で今年1月に加入していたベルギー代表FWミシー・バチュアイ(→バレンシア)に代わるFWを獲得できず、軸となるストライカー不在の問題が取り沙汰されていた。
現地時間20日に行われたDFBポカール1回戦では、2部のグロイター・フュルトを相手に30本のシュートを放ちながら、ゴールにつながったのはわずか2本。ドイツ代表MFマルコ・ロイスの劇的な延長後半AT弾で2-1の勝利を収めたものの、ここぞという時に決め切れるストライカーの不在を露呈した格好となっていた。
アルカセルはヘタフェ、バレンシア、バルセロナでリーガ・エスパニョーラ151試合に出場し、43ゴールをマーク。2016年に3000万ユーロ(約39億円)でバレンシアからバルセロナに移籍し、昨季はリーグ戦17試合出場で4得点の成績だった。今季はエルネスト・バルベルデ監督の構想外とされていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)