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“韓国のメッシ”、華麗なゴールを決めて優勝宣言 「アジアで勝てないチームはない」
イ・スンウがアジア大会16強イラン戦に初先発 3人抜きドリブルから2点目を奪う
“韓国のメッシ”イ・スンウ(ヴェローナ)が、ようやく本領発揮といったところか。
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インドネシアで開催されているアジア大会男子サッカーの決勝トーナメント1回戦で、韓国はイランに2-0で完勝。FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)が前半40分に先制点を決め、後半10分にイ・スンウが追加点を奪った。
今大会、初めて先発出場したイ・スンウ。韓国メディアは、彼の技術の高さを改めて称賛している。
スポーツ・芸能総合サイト「スターニュース」は、「高い個人技で、絶妙な得点を決めた。ペナルティーエリア中央から、相手を翻弄し、DF二人を抜き去ってゴールを決めた」と伝えた。
また、スポーツ紙「MKスポーツ」は、「華麗な個人技でディフェンダーを次々と抜き去り、追加点を決めた」と報じ、試合後のイ・スンウのコメントを紹介している。
26日の準々決勝の相手は優勝候補のウズベキスタンだが、イ・スンウは「強いチームは我々だと思う。韓国がアジアで勝てないチームはないと思う」と強気の発言を残している。
また、「この試合でも、幼い頃から見て学んできた韓国らしいサッカーをした。たくさん動いて、闘志を発揮した。ただ、ここで勝ったからといって油断はしていない。強い自信があれば、何も恐れることはない」と語っている。
イ・スンウはコンディションが万全でないことから、先発から外れていたが、このゴールでようやく自信をつけたようだ。2大会連続のアジア大会制覇を狙う韓国は、イ・スンウの活躍でイランを撃破したが、このまま勢いに乗れるか注目だ。
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。