涙の18歳独女子代表が感銘、励ます日本代表の一枚投稿で感謝「記憶は永遠」「リスペクト」
U-20女子W杯8強で敗退のドイツ、DFクレインヘルネも話題の写真を投稿
“ヤングなでしこ”の愛称を持つU-20女子日本代表はU-20女子ワールドカップ(W杯)で史上初の決勝進出を果たし、現地時間24日(19時30分/日本時間25日2時30分)に世界一を懸けてスペインと激突する。準々決勝でドイツを3-1と撃破後、涙を流す相手を日本人選手が励ます光景を大会公式インスタグラムが紹介して話題を呼んだが、そこで登場したドイツ代表の18歳DFソフィア・クレインヘルネも写真と投稿。「記憶は永遠に残る」「リスペクト」と感謝の意を示している。
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グループリーグを2勝1分の2位で勝ち上がった日本は、3戦全勝で1位通過のドイツと準々決勝で激突。0-0で迎えた後半14分にMF遠藤純が先制ゴールを奪い、後半25分にFW植木理子、同28分にFW宝田沙織が追加点を挙げ、終盤に1点を返されたが日本が3-1と完勝した。
試合後、ドイツの選手たちは落胆し、地面に座り込んで涙を流す選手もいたなか、4強へと駒を進めた日本の選手が涙に暮れる相手の元に歩み寄って励ます振る舞いに大会公式インスタグラムも注目。写真をアップすると返信欄は日本への賛辞で溢れた。
その写真に登場したのがドイツ代表の18歳DFクレインヘルネだ。自身の公式インスタグラムに同様のショットを投稿。途中出場のFW児野楓香が優しく手を差し伸べ、慰めている様子を捉えている。クレインヘルネは「記憶は永遠に残る」と記すと、ハッシュタグで「リスペクト」と添えて感謝の気持ちを示した。返信欄には「それでもあなたを誇りに思う」「あなたは本当に偉大だった」「頭を上げて」などのコメントが並んだ。
敗退で涙を呑んだドイツの選手も日本代表の振る舞いに大きな感銘を受けた模様。ドイツを破った日本は、準決勝イングランド戦で2-0と勝利し、初の決勝へと駒を進めた。決勝の相手はグループリーグで0-1と敗れたスペイン。試合後の行動に称賛が集まる日本は、ピッチ内でも実力を示し、世界一の座を手に収めることができるだろうか。