鳥栖FWトーレスの日本初得点を演出 同僚MFの圧巻ターン&パスに称賛「偉大なる動き」
鳥栖MF福田晃斗が左サイドを崩し、トーレスのゴールを完璧にお膳立て
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、22日に行われた天皇杯ラウンド16の本拠地ヴィッセル神戸戦に後半19分から途中出場し、来日初ゴールで3-0の勝利に貢献した。トーレスと神戸MFアンドレス・イニエスタのスペイン対決には同国メディアも熱視線を送り、「エルニーニョ」(神の子)の得点をアシストしたチームメイトの突破を「偉大なる動き」と称賛している。
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“無敵艦隊”スペインの主軸を張った二人のレジェンドが日本のピッチで相見える歴史的ゲームで、後半39分に待望の瞬間が訪れた。
2点リードの鳥栖は左サイドから攻め込み、最終ラインの裏に抜け出したMF福田晃斗がゴールライン際で華麗な技を見せつける。ロングボールを反転しながらヒールでコントロールし、鮮やかなターンで神戸DF高橋峻希を置き去りにすると、左足で丁寧にトーレスへパス。34歳のストライカーはこれをワンタッチでゴール右隅に流し込み、記念すべき日本初得点を決めた。
スペイン紙「ABC」では「フェルナンド・トーレスがイニエスタとの日本での対決で初ゴール」と特集。記事では、「チームメイトの偉大な動きから、フェルナンド・トーレスはエリア内でボールを受け、シュートをポスト側に流し込んだ」と福田のワンプレーを評価している。
「FUKUTA」の名前こそ記されなかったが、“神の子”のゴールを演出したイニエスタ級のターンは、スペインでも一目置かれていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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