元米女子代表の名将、ヤングなでしこ絶賛! 「日本がベスト」と称えた最大の長所は?
日本がU-20女子W杯で史上初の決勝進出、元米女子代表スンドハーゲ氏がプレーを分析
元アメリカ女子代表監督のピア・スンドハーゲ氏が、開催中のU-20女子ワールドカップ(W杯)で決勝に進出した“ヤングなでしこ”ことU-20日本女子代表を「個人でもチームでも攻撃ができる」と絶賛している。そして、最大の長所に「判断力」を挙げた。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトのインタビューに応じてコメントしている。
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スウェーデン国籍のスンドハーゲ氏は、なでしこジャパンの前に立ちはだかる名将だった。2011年の女子W杯と翌年のロンドン五輪でアメリカ女子代表を率い、いずれも決勝で日本と対戦。W杯は日本が勝利したが、五輪はアメリカが勝利。スンドハーゲ氏は12年の世界最優秀監督賞の女子部門を受賞した。
スンドハーゲ氏は現在、母国スウェーデンのU-15とU-17の女子代表を率いているなか、U-20女子W杯で躍進するヤングなでしこのプレーを絶賛した。
「日本は個人でもチームでも攻撃ができる。私は彼女たちが素早くプレーの判断をする方法に印象を強く持った。彼女たちは技術が高いが、それはイングランド、フランス、スペインも同等にある。ただし、意思決定の部分において日本がベスト」
スンドハーゲ氏が並べた今大会の4強のチームは、技術的に大きな差はないと見ている。しかし、日本が他チームとの差をつけているのがプレー中の判断の部分だと分析。ともに技術力があるスペインと対戦する決勝戦を「興味深い」と口にしている。
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