トーレスが「恐怖に終止符」 待望の日本初得点に海外称賛「針の穴を通すようなシュート」
公式戦8試合目の天皇杯神戸戦、「ストライカーの本能を披露」して待望の初ゴール
今夏にサガン鳥栖へ加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、22日に行われた天皇杯ラウンド16のヴィッセル神戸戦(3-0)で移籍後初ゴールを決めた。待望の一撃に、海外メディアも「ストライカーの本能を披露」「恐怖に終止符」とスポットライトを当てている。
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15歳の頃から切磋琢磨してきた神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとの競演に注目が集まった一戦は、両者ともにベンチスタート。後半11分にイニエスタ、同19分にトーレスが投入され、世界的スターが日本のピッチで顔を合わせる歴史的瞬間が訪れた。
そして後半39分、トーレスに待望の初ゴールが生まれる。鳥栖MF福田晃斗が左サイドからドリブルでペナルティーエリアに侵入すると、マイナスのパスを供給。中央に走り込んでいたトーレスが右足で合わせ、コースを突いた一撃でゴール右隅に流し込んだ。
公式戦8試合目で移籍後初ゴールを決めたトーレスに、海外メディアも注目。フランス紙「レキップ」は、「新たなクラブで7試合続いていた恐怖に終止符を打った」と報道。また、英紙「ザ・サン」は「初めてのスコアラーとなるまで、600分の時間を費やした」としながらも、「トーレスはスペースを見出し、針の穴を通すような冷静なシュートを放ち、ストライカーの本能を披露した。とても安心した表情を浮かべていた」と、プレッシャーから解放されたことを伝えている。
鳥栖はリーグ戦では16位と苦しんでいるが、待ち望んだ“神の子”トーレスの初ゴールが、反攻に向けた最大の起爆剤となるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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