イニエスタの「アジアでの物語」に母国スペインも関心 「輝かしいパフォーマンス」
移籍後公式戦で2ゴールを記録 スペイン紙はポドルスキとの連係の良さを指摘
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今夏にヴィッセル神戸に加入し、Jリーグで早くも2得点を決めるなど、その実力を日本のファンの前で披露している。スペインメディアは、「ここまでは輝かしいパフォーマンス」「ルーカス・ポドルスキとの見事な連係」と新天地で躍動する司令塔の近況を報じている。
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スペイン紙「マルカ」は、「イニエスタとパウリーニョ、アジアでの物語」と題し、活躍の場をスペインから極東のアジアへで移した二人の動向に着目している。ともに元バルセロナのイニエスタは日本のJ1神戸へ、パウリーニョは1年ぶりの出戻りとなる形で中国の広州恒大へ移籍した。
日本で活躍するイニエスタについては、ジュビロ磐田戦(8月11日/2-1)での初ゴールや、続くサンフレッチェ広島戦(15日/1-1)で鮮やかなミドルシュートを決めたことなどが紹介され、「ヴィッセル神戸で2得点を決め、ここまでは輝かしいパフォーマンス」と称されている。
「イニエスタはそのクオリティーを示し続けていて、ルーカス・ポドルスキとは見事な連係で、彼のアシストが鍵になっている」
イニエスタのゴールはいずれもチームメイトの元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのお膳立てから生まれたこともあり、二人の関係の良さについても指摘されている。
22日に行われたサガン鳥栖との天皇杯ラウンド16では0-3で完敗を喫したが、イニエスタは随所で切れのあるターンやドリブルを見せて敵地ベストアメニティスタジアムを湧かせた。世界屈指の司令塔は日本のピッチでもファンを魅了し続け、その様子は母国メディアの関心を惹きつけている。
(FOOTBALL ZONE編集部)