U-21日本代表に英記者が助言 「二人が先発でなければ驚き」と称賛したMFコンビは?

U-21日本代表MF神谷優太【写真:Getty Images】
U-21日本代表MF神谷優太【写真:Getty Images】

チャーチ記者が決勝Tを展望 松本&神谷の中盤コンビの先発起用を推奨

 U-21日本代表は24日、インドネシアで開催されているアジア大会男子サッカーの決勝トーナメント1回戦でマレーシアと対戦する。グループリーグを2勝1敗の2位通過となった日本に対し、マレーシアはトットナムFWソン・フンミン擁する韓国を2-1で破って首位突破を果たしており、厳しい試合が予想される。

 これまでワールドカップを6大会取材し、“アジアサッカー通”としても知られる英国人ジャーナリスト、マイケル・チャーチ氏がベスト16を展望。マレーシア戦を迎える日本に対し、「二人が先発でなかったら、それは驚きというほかない」と、サンフレッチェ広島のMF松本泰志と愛媛FCのMF神谷優太の中盤コンビ形成を推奨している。

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 アジア大会のグループリーグでは、日本がベトナム相手に0-1で敗戦するなど、何試合か驚きを与える結果が生まれた。これから始まる決勝トーナメントでは、金メダルを懸けた重大な戦いが始まることになるが、早速ベスト16でも興味をそそる対決が控えている。

 日本はオン・キム・スウィー監督率いるマレーシアと対戦するが、森保一監督はネパールとベトナム戦で見せたような行き詰まった試みではなく、パキスタン戦のような心地の良い勝利を手にするために、盤石な戦略で臨むことになるだろう。

 マレーシアは直近の8、9カ月で目を引くような結果を残し続けてきた。オン監督が率いるチームは、中国で行われた1月のAFC U-23選手権で強豪サウジアラビアを打ち破ってみせた。同大会ではストライカーのFWサファイ・ラシッドが、最初の3試合で4ゴールを記録するなど、冷静なストライカーとしてその名を轟かせている。

 今大会でもマレーシアは韓国を相手に2発を叩き込み、ソン・フンミンを中心としたチームを2-1で撃破する衝撃的な結果を呼び込んだ。オン監督のチームは日本にとって楽な相手にはならないだろう。コーチを務めるオーストラリア人のブラッド・マロニー氏の助けを借りて守備を組織化し、カウンターアタックを展開する。新星FWアクヨル・ラシッドは要注意人物だ。

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マイケル・チャーチ

アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。

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