レアル、新ストライカー候補はC・ロナウド以上!? 違約金153億円が獲得の最低条件か

バレンシアのFWロドリゴ・モレノ【写真:Getty Images】
バレンシアのFWロドリゴ・モレノ【写真:Getty Images】

スペイン代表FWモレノに白羽の矢もバレンシアのSDは接触を否定

 レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)に代わる新たなストライカーとして、バレンシアのスペイン代表FWロドリゴ・モレノ獲得を希望している。しかし、この点取り屋獲得のためにはロナウド以上の高額な資金が必要となるようだ。スペイン紙「AS」が報じた。

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レアルは今夏に在籍9シーズンで計451得点を重ねた大エースのロナウドがユベントスへ移籍した。33歳のロナウドの放出でクラブは1億1200万ユーロ(約146億円)を手にしたが、ここまで即戦力のアタッカー獲得は実現していない。

 8月31日の移籍市場閉幕が近づくなかで、レアルが獲得に関心を示していると言われるのがロドリゴだ。レアルの下部組織出身者で、ポルトガル名門ベンフィカで頭角を現すと、2014年からバレンシアでプレーしている。ロシア・ワールドカップのスペイン代表にも選出された。

 レアルは昨季リーガで16得点を決めたレフティーの引き抜きを希望しているというが、バレンシアのマテウ・アレマニーSDは「ビーイン・スポーツ」に対して「接触はない」と否定している。そのうえで、獲得のためには高額な違約金満額の支払いが最低条件だと強調した。

「彼らが1億2000万ユーロ(約153億円)をオファーすれば我々にできることはない。しかし、ロドリゴは現状に満足しているし、モチベーションも高い。我々にとって重要な存在で、残留を望んでいる」

レアルがカンテラ出身のロドリゴを獲得するためにはロナウドよりも高額な資金が必要になるという。新エース獲得が遅々として進まないレアル。今夏の補強は実現するのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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