ヤングなでしこ、負傷離脱の仲間へ送った“歓喜のビデオ動画”に感動 「もう世界一だ!」
大会前に無念の離脱となった鈴木がツイッターでエール「最後はとことん楽しんできて」
“ヤングなでしこ”の愛称を持つU-20日本女子代表は、U-20ワールドカップ(W杯)で初の決勝進出を果たした。大会初優勝を懸け、スペインとの大一番を現地時間24日に控えるなか、大会メンバーに選出されながら怪我で不参加となったFW鈴木陽(AC長野パルセイロ・レディース)が自身のツイッターを更新。決戦の地フランスから届いたビデオメッセージを公開し、「みんなキラッキラの笑顔!!」「もう世界一だ!」と綴っている。
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U-20女代表は現地時間20日、準決勝でイングランドと対戦。前半22分にFW植木理子(日テレ・ベレーザ)が個人技から先制弾を突き刺すと、その5分後にはMF宮澤ひなた(ベレーザ)のシュートがクロスバーに当たったはね返りをMF遠藤純(JFAアカデミー福島)が頭で押し込んでリードを2点に広げ、2-0で勝利した。過去、3位が最高位(2012年、16年)だった日本にとって、史上初となる決勝進出を勝ち取った。
初の世界一まであと一勝となったが、大会前に怪我で無念の離脱となった鈴木が21日に公式ツイッターを更新。現地フランスで戦うメンバーから届いた“11秒のビデオメッセージ”を公開した。
「陽(はるひ)、勝ったよー! 絶対優勝するよー ワーーー!!!」
決勝進出を決めた直後のロッカールームで、キャプテンのMF林穂之香ら17人が、鈴木の長野のユニフォームを持ちながら歓喜の報告。チームメイトの粋な対応に、鈴木も感謝の思いを綴った。
「ありがとうー!!! 本当に感謝しかないです。嬉しすぎます!!!! 最後はとことん楽しんできてください!!! 楽しんだモン勝ち!!! みんなキラッキラの笑顔!! さいくううううう もう世界一だ! 太JAPAN!! 決勝戦! vsスペイン 見るしかないですよね?」(原文ママ)
フランスで戦う21人だけでなく、鈴木、そしてこれまで“ヤングなでしこ”でプレーしてきた全ての選手の思いを結集させて、史上初の大会制覇を狙う。