マンU、代役監督候補ジダン氏との接触を否定 「空いているポジションがないのに…」
モウリーニョ監督と選手の不仲がネガティブな空気を生み、指揮官交代の噂にまで発展
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、新シーズンが開幕するなり、早くも解任が噂されている。後任にジネディーヌ・ジダン監督の名前が浮上するなか、クラブ側はコンタクトを取っていないと主張している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
ユナイテッドは10日のプレミアリーグ開幕戦はレスターに2-1で勝利するも、19日のブライトン戦では前半のうちに3失点と守備が崩壊して2-3で敗戦。もちろん1敗しただけでシーズンを危惧する事態ではないが、複数のブックメーカーはモウリーニョ監督が今季プレミアリーグで最初に解任される監督だと予想を立てており、その去就が注目を浴びている。
モウリーニョ監督は今夏の移籍市場で新たなDFを補強できず、エド・ウッドワードCEOに対する不満を隠していない。プレシーズンの米国ツアーについても批判し、ファンは親善試合を見るのにチケットを買い、金を無駄にすべきではないとも述べていた。また、第二子誕生によりツアーへの帯同を拒んだフランス代表FWアンソニー・マルシアルに罰金を科し、フランス代表MFポール・ポグバとの仲も修復不可能と報じられるなど、ポルトガル人指揮官の周囲にはネガティブな空気が漂っている。
こうしたなかで浮上してきたのが、ジダン氏がモウリーニョ監督の後を継ぐという噂だ。レアル・マドリードを率いてUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を果たしたジダン氏はプレミアリーグ、それもユナイテッドで指揮を執ることに関心を寄せているという。
page1 page2