ユナイテッドOBがモウリーニョ擁護 「威厳のない」DF陣補強に失敗したクラブを批判
黄金期を知るギャリー・ネビル氏がブライトン戦の敗北を受けて見解
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間19日のプレミアリーグ第2節で、ブライトンに2-3と敗れた。クラブのレジェンドである元イングランド代表DFギャリー・ネビルは、ユナイテッドのディフェンス陣がプレミアリーグのタイトルを獲得するに十分ではなく、今夏にチームが投資できなかったことがジョゼ・モウリーニョ監督を苦しめているとの見解を示した。
敵地でブライトン相手に失態を演じたユナイテッド。この試合でセンターバック(CB)を務めたコートジボワール代表DFエリック・バイリーとスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフは、チームの守備を支えるようなパフォーマンスを披露できなかった。
モウリーニョ監督は今夏の移籍市場で新たなCBを欲しがっていたと伝えられているが、結果的にCBの補強はゼロ。ネビル氏は古巣が指揮官の要求に応えることができなかったことが、大きな代償を払うことになっていると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で語っている。
「後ろの4人ではタイトルを獲得するのに十分ではないことを、誰もが忘れている。後ろの4人は常に問題を起こし、常にゴールを譲歩しているようにも見える。そこに威厳がないことが問題。モウリーニョ監督は3年目に入っているが、移籍市場でクラブにサポートされなかったことに非常に失望していると思うよ。
4分の3まで建てた家から離れることはできない。建築を完了しなければならない。彼はさらなる投資が必要だ。クラブが彼を支援しなければいけないことは明らかだよ。なぜなら、プロセスを途中で撤回することはできないからね。彼はそれを求めなければならないよ」
モウリーニョ監督を擁護したネビル氏。この言葉通り、ユナイテッドはチームの守備をより強固にするために、冬の移籍市場でさらなる投資を図るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)