ドログバが日本を苦しめた右SBオリエールを絶賛 日本代表DF内田に移籍の噂もあるアーセナルが熱視線

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ドログバが初戦勝利の立役者として高く評価したのは、仏1部トゥールーズで昨季6得点と活躍するDFセルジュ•オリエール(21)。後半放った2本のクロスで2得点を見事 にアシストした。マンチェスター・ユナイテッドMF香川真司とインテルDF長友佑都の連係で多くの強豪をも攻略してきたザックジャパンの左サイドの攻撃力を、オリエールはその破壊的な攻撃力で封殺した。エレファンツの英雄は、その逆転勝利の立役者をこう称えたという。

「セルジュは我々にエネルギーとバランスをもたらしてくれた。彼はファンタスティックな試合を見せてくれた。彼はフランスリーグで最高のサイドバック(SB)だ。次のレベルに行っても成功できる。プレミアリーグでもそうだ」

 さらに、日本撃破の立役者となった新世代の成長を歓迎し、「新しい世代が台頭してくるのを見るのはいいことだ。これこそ我々の必要としていることで、我々のフットボールにとっても大きい。我々に活力と魂を注ぎ込んでくれる」と、コメントしている。

 一方のオリエール本人は「信じられない。初めてのW杯でチームの勝利に貢献できた。夢のようだ」と語っている。

 同紙によると、フランス代表DFバカリ •サーニャのマンチェスター•シティ移籍により、右SBの補強が急務となっている英名門アーセナルがオリエールの獲得に乗り出しているという。

 日本代表の右SB内田篤人にもアーセナル移籍の噂が出ている。だが、W杯初戦においては、チェルシーで長らく活躍したドログバも推薦するオリエールの方が、日本代表不動の右SBを上回るインパクトを残したのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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