日本はU-20女子W杯の「優勝の本命」 元ドイツ女子代表監督が断言「創造性がある」
快進撃のヤングなでしこ、FIFA公式サイトで元独監督のナイト氏が優勝と予想
ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表は、フランスで開催されているU-20女子ワールドカップ(W杯)でこの世代で初となる決勝進出を果たした。躍進するチームを、元ドイツ女子代表監督のシルビア・ナイト氏が「優勝争いで私の本命」と高評価している。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトのインタビューに応じて語った。
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ナイト氏は、決勝進出を果たした日本とスペインの両チームは共通点が多いとし、それを「明確な長所としてテクニックを持っている。全ての選手が非常に良く訓練され、攻撃には創造性がある。そして彼女たちのアイデンティティー、それは相手守備の1列目と2列目をスムーズに突破できることで、攻撃に流動性がある」と話した。
スペインは日本が決勝進出を果たした後の準決勝で、開催国フランスを1-0で撃破した。先制ゴールを奪ったものの、後半の半ばには退場者も出し、PKも与える苦しい展開だったが、そのPKをGKがファインセーブで止めると、焦って強引な攻撃を繰り返すフランスから逃げ切った。
グループリーグでも日本とスペインは対戦し、その時は1-0でスペインが勝利している。リターンマッチとなった決勝戦だが、ナイト氏は日本を「優勝争いで私の本命」と話した。
「準々決勝のドイツ戦(3-1)で見せた日本のプレースタイルは、私に本命であることを確信させた。彼女たちには素晴らしいエネルギーと創造性がある。両サイドに数的優位を確保し、スペースの使い方にも柔軟性がある。スペインよりも、わずかに完成度は高いと感じられた」