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韓国エースの“悲壮な覚悟”に海外注目 「兵役免除に迫った危機」救いアジア大会16強へ
金メダル獲得で兵役免除 16強進出を懸けたキルギス戦でソン・フンミンが決勝弾
韓国代表FWソン・フンミンは、インドネシアで開催されているアジア大会男子サッカーのグループリーグ第3節キルギス戦で決勝ゴールを挙げ、チームを1-0の勝利に導いた。AP通信は、韓国が今大会に向けて並々ならぬ闘志を燃やしていることを伝えている。
韓国は初戦でバーレーンに6-0と快勝するも、第2戦でマレーシアに1-2とまさかの敗戦。決勝トーナメント進出を懸け最終戦のキルギス戦に臨んだが、重要な一戦で絶対的エースがチームを救った。
0-0のスコアレスで迎えた後半18分、CKの場面でファーサイドに緩やかなボールが送られると、待ち構えていたソン・フンミンが右足のダイレクトボレーを叩き込み先制。エースのゴールを守り切り、韓国がE組2位での突破を決めた。
記事では「兵役免除に迫った危機からソンがゴールで救済」との見出しを打って報道。韓国はアジア大会で金メダルを獲得すれば兵役免除を勝ち取れるため、U-23世代が競う舞台にオーバーエイジ枠としてソン・フンミンら3選手も参加。頭一つ抜けた戦力を揃え、優勝候補筆頭となっていた。
「アジア大会の金メダルは韓国の義務的徴兵の免除がもたらされるため、それを手繰り寄せるためなら彼はなんだってするつもりだ」と、プレミアリーグの強豪トットナムで活躍する点取り屋が、今大会に全身全霊を傾けていることを伝えている。日本代表もD組2位通過で決勝トーナメント進出を決め、韓国とは別の“山”となったが、両者が順調に勝ち進み、もし決勝で対戦することになったら、兵役免除を懸けた韓国との一戦は激しい戦いになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE=AP)
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