香川真司、新生ドルトムントの初陣メンバー外 DFB杯の遠征に帯同せずと独紙報道
20日に敵地でグロイター・フュルトと対戦 シャヒン、ザガドゥとともに外れる
ドルトムントの日本代表MF香川真司が、シーズン初戦の遠征メンバーから外れた模様だ。ドイツ地元紙「ルールナハリヒテン」が報じている。
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同紙は「ルシアン・ファブレ監督は最初の厳しい決断を下した。名のあるトリオを外した」と報じ、香川に加えてDFダン=アクセル・ザガドゥ、MFヌリ・シャヒンの3人が理由を明らかにされずメンバーから外れたとしている。一方で、MFユリアン・ヴァイグルはコンディション不良、FWヤコブ・ブルーン・ラーセンは負傷が理由だとした。
ドルトムントは公式戦としてはシーズン初戦となるDFBポカールで、2部のグロイター・フュルトと現地時間20日に敵地で対戦する。しかし、負傷明けのDFラファエル・ゲレイロが招集された一方で、香川を含む3人はドルトムントに残ることになったとした。
ファブレ監督は今季から指揮を執るだけに、選手の評価はリセットされることになる。そして、香川に関してはトルコ移籍の可能性が浮上しているなかでの公式戦メンバー外は、指揮官からの厳しい評価を示唆するものであるという受け取り方もできる。
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)では日本代表の「10番」として輝きを放った香川だが、新シーズンに向けた立場は不透明だ。残り10日ほどとなった夏の移籍市場での放出も、現実味を帯びてきたということなのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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