U-21日本、ベトナムに敗れアジア大会初黒星 D組2位通過、16強でマレーシアと対戦

U-21日本代表は、アジア大会GL3連勝とはならなかった【写真:Getty Images】
U-21日本代表は、アジア大会GL3連勝とはならなかった【写真:Getty Images】

開始3分に痛恨ミスから失点、ボールを保持するも最後まで崩せず0-1敗戦

 U-21日本代表は19日、インドネシアで開催されているアジア大会の男子サッカー、グループリーグ第3戦のベトナム戦に臨み、前半開始早々にミスから喫した1点が重くのしかかり0-1で敗戦。今大会初黒星で2勝1敗となった日本はグループDで2位通過となり、決勝トーナメント1回戦ではグループE1位のU-23マレーシア代表と対戦することになった。

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 2020年の東京五輪を見据えてU-21代表で出場している日本は、第2戦のパキスタン戦でも先発を8人入れ替えていたが、このベトナム戦に向けて再び8人を変更。MF遠藤渓太(横浜F・マリノス)、MF神谷優太(愛媛FC)、FW前田大然(松本山雅FC)の3人が2試合連続出場となった。

 試合は立ち上がりから日本がボールを保持し攻撃を組み立てようとするが、ここで痛恨のミスが出てしまう。開始3分、最終ラインでのゆったりとしたパス回しで、GKオビ・パウエルオビンナ(流通経済大)から下がってきた神谷にパスをつけるが、痛恨のトラップミス。素早くプレスをかけにきた相手2選手に奪われ、ゴールに流し込まれた。

 この1点でリズムを失った日本は、その後再三にわたってピンチを迎える。ポゼッションでは上回るものの、ベトナムの素早い攻撃に手を焼き、シュート数は相手の10本に対し日本はわずか1本。2失点を喫してもおかしくない劣勢のなかでハーフタイムを迎えた。

 後半に入ると日本は、神谷に代えてMF岩崎悠人(京都サンガF.C.)、MF三笘薫(筑波大)に代えてMF松本泰志(サンフレッチェ広島)を投入。日本が主導権を握り、パスを回して敵陣に攻め込む構図は変わらないが、相手の守備網をなかなか崩せない。後半35分には、高い位置でのパス回しから前田がゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定で得点は認められなかった。

 結局最後まで相手守備網を崩せなかった日本は、ベトナムに0-1で敗れて今大会初黒星。グループDで2位通過となり、24日に行われるベスト16の一戦ではグループE1位のマレーシアと対戦することになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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