「”タイのメッシ”は伊達じゃない!!!!」 札幌MFチャナティップの25m決勝ミドルが炸裂
2点ビハインドから追いついた後半27分、ホームで約3カ月ぶりの勝利をもたらす決勝弾
北海道コンサドーレ札幌は19日、J1リーグ第23節でFC東京と対戦。2点ビハインドを巻き返し、最後は“タイのメッシ”ことタイ代表MFチャナティップが鮮やかな決勝ミドルを突き刺して3-2で勝利。ホームで5月5日以来の白星となり、ペトロヴィッチ監督に外国人監督最多勝利をプレゼントした。
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札幌はFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラ、DFチャン・ヒョンスに得点を許し、前半だけで2点のビハインドを背負った。しかし、後半に怒涛の攻撃を見せた。同8分にFW都倉賢のヘディング弾で反撃の狼煙を上げると、同23分にMF白井康介のJ1初ゴールで同点。その4分後に、札幌ドームがこの日一番の盛り上がりを見せる。
ペナルティーエリア後方でDF福森晃斗から縦パスを受けたチャナティップは、FWジェイとのワンツーでフリーを創出。ワンドリブルから迷わず右足を振り抜くと、25メートル近い距離から放った強烈な一撃は左ポストをかすめてゴールに吸い込まれた。
スーパーゴールでの逆転劇に、DAZN公式ツイッターは「”タイのメッシ”は伊達じゃない!!!!」と動画付きで速報。投稿のコメント欄には「これはゴラッソ」「チャナは世界レベルや」と称賛の言葉が並んだ。
チームにリーグ戦4試合ぶりの勝利、そしてペトロヴィッチ監督に外国人監督最多勝利(174勝目)をプレゼントしたチャナティップは、試合後のフラッシュインタビューで「あのタイミングはシュートをしないといけない。チームメイト、スタッフ、みんな最後まで戦って勝利できて嬉しい」と喜びを語った。
Jリーグ2年目の今季は、ここまで20試合で6得点を記録。7月には完全移籍が発表され、いまや札幌に不可欠な存在となっている。