スペインリーグが世界戦略でアメリカ開催検討 有力カードに「ベティス×バルサ」浮上

ベティス対バルサが米開催の候補になっているという【写真:Getty Images】
ベティス対バルサが米開催の候補になっているという【写真:Getty Images】

「まだ白紙の状態」も… 来年3月17日のベティス対バルサの好カードが米開催の可能性

 欧州最強リーグの一角として世界中から毎週末注目を集めるリーガ・エスパニョーラ。今シーズンも熱戦の幕が切って落とされたが、世界戦略としてスペイン国外での試合開催を模索している。その候補として、今季から日本代表MF乾貴士が加入したベティスと、昨季リーガ王者バルセロナとの一戦が挙がっているのだという。スペイン紙「マルカ」が伝えている。

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 アメリカはヒスパニック系移民が多いお国柄、そしてバルサのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシらのスーパースターが数多く所属することもあり、欧州リーグで人気の一つだ。プレシーズンでもバルサやレアル・マドリードが積極的にツアーを行うなど進出に意欲を見せており、リーガ側はアメリカでの開催を本格的に検討している。その中で有力候補として挙がっているのは、ベティス対バルサの好カードなのだという。

 このカードは来年3月17日に予定されているが、いざ開催となると様々な障壁がありそうだ。まずベティスが今季参戦するUEFAヨーロッパリーグ(EL)において、もし準々決勝まで進出した場合に移動を含めたスケジュールが非常に厳しいものとなる。またこの試合の直後には国際Aマッチウィークが控えており、乾を含めた各国代表候補にとってさらに厳しい移動が発生する可能性がある。

 同紙によるとこの計画は「全てがまだ白紙の状態で、詳細は今後浮上するだろう」としている。果たして乾やメッシ、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョらのスタープレーヤーは、アメリカの地でプレーすることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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