クロアチアにヌード写真流出騒動勃発 全選手が取材拒否もニコ・コバチ監督はそれを容認
クロアチア代表のニコ•コバチ監督は15 日に記者会見に出席し、「もしも他人がヌード写真を撮影したらどう思う。彼らは君たちとはもう話さない、と主張している。今回の取材拒否が明日までなのか、ワールドカップ終了までなのか、私には分からない」と語ったという。
クロアチアの代表選手全員が取材拒否するまでに発展した騒動が勃発した。そのきっかけは、2人のカメラマンがチームホテルの近くにひそみ、全裸でプールでクールダウンしていた選手の写真を隠し撮り。さらに、それをネット上に公開したというのだ。その流出写真には、ブラジル戦で相手FWフレッジとの競り合い、西村主審にPKを宣告されたDFデヤン•ロブレンら複数の選手が映り込んでいたという。
「私は選手の意見を尊重する。それと同時にあなたたちがこれまで続けてきたプロフェッショナルな仕事ぶりも理解している。しかし、この一件で全てを吹き飛ばしてしまった。世界中が写真を見てしまったのだから」
怒りの収まらない指揮官はさらに続けた。
「私はこの問題の一部分ではないので、話すことに問題はない。だが、私は選手の意見を尊重する。何が私にできるか? 彼らの耳をこじあけて、メディアに話にいこう、とはいえない」
コバチ監督はそう語り、選手の取材拒否という抗議活動を認める方針を固めている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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