カーディフGKがプレミア初の快挙 ニューカッスル戦でデビューから2試合連続PK阻止
プレミア初のフィリピン人選手エザリッジが武藤の獲得したPKをストップ
プレミアリーグ昇格組のカーディフでプレーするフィリピン代表GKニール・エザリッジが、18日の第2節ニューカッスル戦(0-0)の試合終了間際に相手FWケネディのPKをストップし、チームを敗戦の危機から救った。プレミアリーグ初のフィリピン人選手という守護神は、プレミア初となるデビューから2試合連続のPKストップという離れ業を成し遂げた。
エザリッジは開幕戦のボーンマス戦でプレミアリーグデビューを飾り、フィリピン人選手初のプレミアリーガーとなった。試合は0-2で敗れたが、前半34分にFWカラム・ウィルソンのPKをストップして存在感を示した。
そして、今季最初のホームゲームとなったニューカッスル戦でもエザリッチはスタメン出場。0-0で迎えた後半アディショナルタイム5分に日本代表FW武藤嘉紀のクロスがDFの手に当たってPKとなり、カーディフは大ピンチを迎えた。しかし、ブラジル人FWケネディのキックはコースが甘く、エザリッチがセーブして窮地を脱した。
英公共放送「BBC」によれば、エザリッジはプレミアリーグ初のフィリピン人選手というだけでなく、プレミアリーグでデビューから2試合連続でPKストップを記録した最初の選手になったという。勝利こそ逃したが、クリーンシート(無失点試合)で今季初の勝ち点獲得に貢献した。
マン・オブ・ザ・マッチには左サイドから何度もチャンスを演出したカーディフMFジョシュ・マーフィーが選出されたが、チームを救った守護神も称賛に値するパフォーマンスだった。
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