「僕は生まれ変わった」 マンUの新司令塔、元英代表キャリックの後継者への“挑戦”
開幕スタメン奪取のペレイラ、2年間の武者修行に自信「僕は成熟している」
マンチェスター・ユナイテッドのU-23ブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラが、2シーズンに渡る武者修行を終え、チームに復帰した。昨季限りで引退した元イングランド代表MFマイケル・キャリックの後継者として期待が懸かる司令塔は、「僕は選手として完全に生まれ変わった」と今季に懸ける思いを口にした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ベルギー国籍を持ち、U-17世代まではベルギー代表でプレーした経験を持つペレイラ。10代の頃から将来を嘱望され、2011年にアレックス・ファーガソン元監督に見出されてユナイテッドの下部組織へと入った。その後も順調に成長したものの、これまでトップチームでの出番は限られてきた。2016-17シーズンはグラナダ、17-18シーズンはバレンシアへと期限付き移籍し、スペインで多くの経験を積んだ。
ローンバックして迎えた今季は、プレシーズンから中盤の底で起用されている。昨季限りで引退したキャリックが務めていたようなプレーメーカーとして躍動。9日のプレミアリーグ開幕戦(レスター戦/2-1)でもフランス代表MFポール・ポグバらと並んで先発出場も果たした。
この22歳の俊英は、「よりプロフェッショナル選手になった」と語るなど自身の成長を実感しているという。
「僕は2年前よりも成熟している。僕は選手として、一人の人間としても完全に生まれ変わったんだ」
2-1で勝利したレスターとのプレミアリーグ開幕戦では90分フル出場を果たし、パス58本で成功率91.4%を記録するなど、司令塔として十分な働きを見せた。キャリックの後継者不在問題を解消する存在として、ここにきて一躍注目を集めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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