ニューカッスル武藤、“10番争い”に名乗り 英メディアも高評価「技術的に恵まれている」
スペイン人FWペレスとトップ下を争う「正真正銘の競争が待っている」
日本代表FW武藤嘉紀は今夏にマインツからニューカッスルへ移籍。ラファエル・ベニテス監督からの期待もあるなかで、スペイン人FWアヨセ・ペレスと“10番”ポジションを争う存在として注目を集めている。
「アヨセ・ペレスはヨシノリ・ムトウとの競争を切り抜けなければならない」と特集したのは、英メディア「HITC」だ。
ベニテス監督は4-2-3-1システムをベースに戦うことが予想されており、1トップは新戦力のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンと開幕スタメンを飾ってゴールも決めたスペイン人FWホセルによる争いが濃厚。ストライカーの背後に構える“10番”のポジションを争うのがペレスと武藤の二人となりそうだ。
トットナムとの開幕戦ではペレスが先発し、後半36分に途中交代で武藤が起用された。昨季10ゴールを決めたペレスがレギュラー有力候補である状況は変わらないが、武藤の存在は無視できないもののようだ。
記事では、「このプレーメーカー(ペレス)には、スターティングポジションを争うために新戦力のヨシノリ・ムトウと正真正銘の競争が待っている」と二人の熾烈なポジション争いが繰り広げられると予想。「この個人のバトルでどちらが勝つのかは非常に興味深い」と現地メディアも関心を寄せている。
武藤は「技術的に恵まれ、ペレスとは同じタイプの選手」とテクニック面を高く評価されている。中央やサイドを問わず様々なポジションでプレーできる万能性で、定位置を確保することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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