ニューカッスル武藤、開幕2戦連続出場 終了間際にPK奪取も味方失敗でスコアレスドロー

後半19分から途中出場を果たした武藤【写真:Getty Images】
後半19分から途中出場を果たした武藤【写真:Getty Images】

後半19分にペレスに代わって登場 直後に数的劣勢となり、守備にも奔走する

 プレミアリーグ第2節が18日に行なわれ、日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは敵地で昇格組のカーディフと対戦。退場者も出す苦しい展開で、0-0の引き分けに終わった。武藤は後半19分から出場するも、シュートは放てず、パスミスで味方の退場に絡むなど後味の悪さが残る一戦となった。

 お互いに決定機と呼べるチャンスを作れないまま試合は後半まで進んだ。ニューカッスルは開幕戦のトットナム戦(1-2)と同じく1トップにFWホセル、トップ下にFWアヨセ・ペレスを起用していたが得点は奪えず。すると、後半19分にペレスに代わって武藤が投入された。

 しかし、武藤がピッチに立った直後のプレーだった。ポストプレーで味方につなごうとした武藤のパスが流れたところで、カバーに入ったDFアイザック・ヘイデンは背後からのスライディングタックルで相手選手を倒してしまう。このプレーに主審はレッドカードを提示し、ニューカッスルが数的不利での戦いを強いられた。

 武藤はシュートこそ放てなかったが、サイドに下がって守備に奔走。試合終了間際のアディショナルタイム5分には、左サイドに流れてクロスを送ると、相手のハンドを誘発してPKを獲得した。しかし、このチャンスもFWケネディのキックがGKにセーブされ、千載一遇のチャンスを逃した。

 試合はスコアレスドローで試合終了。ニューカッスルは開幕戦の敗北に続き、2試合連続で勝ち星を逃す結果となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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