ファン・ハール監督がデ・ヘアを絶賛 チーム残留を望む

「彼は自分のクオリティーを示した」

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が25日のインターナショナル・チャンピオンカップのバルセロナ戦で3-1の勝利後、レアル・マドリード移籍問題の渦中にあるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを絶賛した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 NFLサンフランシスコ49ersの本拠地で行われたバルセロナ戦で鉄壁の守備を見せた守護神について、ファン・ハール監督は手放しで称賛している。
「彼はけがで1週間練習していないにもかかわらず、この試合で彼は自分のクオリティーを示したのだ。最初のチャンスはバルセロナだった。最初のチャンスを止めれば、我々のように最初のゴールを決めることができる。試合には常に違いというものが存在するものだ」
 故障を理由に2014-15シーズンに出場機会のなかった守護神は、レアル移籍の可能性が存在している。ユナイテッド側はレアルのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを供出した場合にのみデ・ヘアを放出すると報じられるなど、複雑な状況に陥っている。
「もちろん、私はダビド・デ・ヘアが残留することを強く願っている。しかし、フットボールの世界では何が起こるかわからない」
 指揮官はレアル移籍で年俸面などで合意に達していると報じられていた守護神の残留を願っている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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