アーセナルの元祖最速男ウォルコットが長期契約で合意

週給1900万円の4年契約に合意

 アーセナルのイングランド代表FWセオ・ウォルコットが4年契約延長で合意に至ったと地元紙「デイリー・ミラー」が報じている。
 2016年6月で契約満了となるウォルコットの去就問題はイングランドで大きな話題となっていたが、ついに解決するという。マンチェスター・シティ、リバプールなどの移籍のうわさも浮上したが、26歳のウインガーは新たに4年契約を結び直すことで合意に達したと報じられている。
 契約は19年6月までとなり、週給は10万ポンド(約1900万円)でチームトップクラスの収入を手にすることになり、アーセナルは今季開幕までに正式発表する見込みだという。
 ウォルコットはガナーズの元祖最速男として有名だ。100メートル走は10秒台をたたき出し、チームの練習中に計測する40メートル走では4.42秒という記録を昨シーズンまで保持していた。100メートル、世界記録を保持する人類最速男、ウサイン・ボルトの40メートルのラップタイムを上回るスピードだったが、このクラブ史上最速記録はU-19スペイン代表DFエクトル・ベジェリンに0.01秒差で破られたばかりだった。
 右サイドバックの主力となったベジェリンも今年ウォルコット同様に長期契約を延長したばかり。スピードスターコンビの残留が決まったガナーズはFA杯連覇中だが、来季はさらなる高みに加速することができるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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