韓国、アジア大会で衝撃敗戦 対戦国報道に皮肉「マレーシアが勝利に浮かれ気分」

格下相手に敗戦を喫したU-23韓国代表【写真:AP】
格下相手に敗戦を喫したU-23韓国代表【写真:AP】

大金星を挙げたマレーシアの「王者韓国を壊滅させた」報道に韓国メディアが“応戦”

 サッカーのU-23韓国代表は17日、インドネシアで開催されているアジア大会のグループリーグ第2戦でU-23マレーシア代表と対戦。イングランド1部トットナムから招集したオーバーエイジ枠の韓国A代表FWソン・フンミンも途中出場したが、力及ばずに1-2と格下相手に敗戦を喫した。大金星を挙げたマレーシアメディアは「王者韓国を壊滅させた」と興奮気味に報道するなか、韓国メディアは「マレーシアメディアは予想外の勝利に浮かれ気分を隠せなかった」と悔しさを滲ませている。

 大会連覇を狙う韓国は23歳以下のメンバー編成をベースに、ソン・フンミン、J1ガンバ大阪のFWファン・ウィジョ、大邱FCのGKチョ・ヒョヌとオーバーエイジ3枠で最大限に活用。ソン・フンミンがまだ合流していなかった初戦のバーレーン戦で6-0と好スタートを切っていた。

 しかし、第2戦は前半だけで2失点とリードを許し、後半12分からエースのソン・フンミンを起用するも状況は好転せず。終了間際にファン・ウィジョが1点返すのが精一杯で、1-2で敗れた。

 A代表経験もある21歳FWサファウィ・ラシドの2ゴールで大金星を挙げ、マレーシア紙「ザ・スター」は、「マレーシアがディフェンディングチャンピオンの韓国を2-1で壊滅させた」と速報し、「歴史的勝利」とグループE首位に立ったチームを称えた。

 これを受け、韓国メディア「マイデイリー」は同紙の報道を紹介しながら、「マレーシアメディアは予想外の韓国戦勝利に浮かれ気分を隠せなかった」と報じている。思わず皮肉めいたフレーズを使ってしまうほど、マレーシア戦の黒星は韓国に衝撃が走ったようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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