イタリア、夏の移籍市場が閉幕 例年より“おとなしい最終日”に動きがあったクラブは?
ナポリがアーセナルからコロンビア代表GK獲得、トリノが元伊代表FWを補強
イタリア・セリエAは開幕前日となる現地時間17日に夏の移籍市場が終了した。例年と比較すると、最終日の大型移籍は起こらずに“おとなしい”1日で終わった。
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今夏の移籍市場では王者ユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得したのが最大の話題だったが、インテルはクロアチア代表DFシーメ・ブルサリコや元ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランを獲得。ACミランもユベントスとDFレオナルド・ボヌッチとDFマッティア・カルダラのトレードを成立させたのに加え、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した。
ナインゴランが流出したローマも、パリ・サンジェルマンからMFハビエル・パストーレを獲得し、セビージャからはフランス代表MFスティーブン・エンゾンジを加入させるなど、めぼしい補強は最終日を前に終了していた。
そのなかで最終日に動きがあったのは昨季2位のナポリで、イングランド・プレミアリーグのアーセナルからコロンビア代表GKダビド・オスピナを1年間の期限付き移籍で獲得した。また、トリノはバレンシアから元イタリア代表FWシモーネ・ザザを獲得し、イタリア代表FWアンドレア・ベロッティとの強力2トップを構成した。
イタリアでは港町ジェノバで高速の高架橋が崩壊するという痛ましい事故があり、サンプドリア対フィオレンティーナ、ACミラン対ジェノアの2カードは延期が決まった。それ以外のカードは予定通り開幕を迎え、まずは現地時間18日のキエーボ対ユベントスでシーズンがスタートする。
ロナウドのイタリアデビューが見込まれる注目のゲームでスタートするセリエAは、ユベントスが前人未到の8連覇を達成するのか、その他の強豪クラブがストップをかけるのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)