アーセナルのエメリ監督、批判殺到の守護神チェフ起用続行を明言 「彼を信じている」
開幕戦の2失点で批判が集まるなか、指揮官は新戦力のレノではなくベテラン起用を示唆
アーセナルは12日の開幕戦でマンチェスター・シティに0-2で敗れ、新シーズンは黒星スタートとなった。守護神を務めた元チェコ代表GKペトル・チェフに批判が集まるなか、ウナイ・エメリ監督は18日の第2節チェルシー戦でも先発起用することを認めた。英衛星放送「スカイスポーツ」が報じている。
アーセナルは今夏、レバークーゼンからドイツ代表GKベルント・レノを移籍金2200万ポンド(約31億円)で獲得したが、エメリ監督が開幕戦のピッチに送り出したのはチェフだった。
今季からアーセナルの新指揮官となったエメリ監督は、後方からのビルドアップを重点的に行っている。チェフはエメリ監督の新しいスタイルに慣れていると主張していたものの、アーセン・ベンゲル前監督時代よりも多くのパスを試みたシティ戦ではボールロストを11回犯すことになってしまった。
敗戦も手伝ってチェフには多くの批判が集まるなか、エメリ監督は「彼のパフォーマンスにとても満足している」と18日のチェルシー戦でも起用することを示唆した。
「私は彼がファーストゴールキーパーのような経験や質、能力を持っていると思う。そして、またベルント・レノもそうだ。彼らは我々にとって二人の重要なGKである。異なるクオリティーを持っているが、我々がプレーしたいように二人のGKがプレーできると思っている。土曜日の決定は簡単だ。ペトル・チェフはスタートから試合に出続けるだろう。私は彼を信じているからね。もし彼が悪くなっても、彼をまた信じるよ」
今季最初のダービーマッチとなる、チェルシーとの“ビッグロンドン・ダービー”。チェフはエメリ監督の信頼に、結果で応えることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1