ロシアW杯欧州予選組み合わせ決定 仏、オランダ、スウェーデンが「死の組」に

豪華なつぶし合い

 2018年に開催されるロシアワールドカップのヨーロッパ予選の組み合わせが決定し、2006年ドイツ大会王者のイタリアと、10年南アフリカ大会優勝のスペインがグループGで火花を散らすことになった。イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は「素晴らしいクオリティーを持つスペインと対戦することは、イタリアサッカー界にとって大きな刺激だ」と語っている。
 ヨーロッパ予選は、グループAからグループIまでの9組に分かれ、ホーム&アウェー方式のリーグ戦で争われる。各組の首位が本大会への出場権を獲得し、グループ2位の9チームのうち成績上位の8チームがプレーオフに進出し、ホーム&アウェーの戦いで勝利した4チームも本大会への切符を手にする。また、グループHとIは5カ国によるリーグのため、6カ国リーグであるグループAからGの2位チームは、グループ内の最下位チームとの対戦成績を除外して他グループと比較されることになる。
 今回の中で、「死の組」となったのはグループA。フランス、オランダ、スウェーデンというW杯準決勝進出経験国がずらりと並んだ。この中で少なくとも1カ国は本大会への出場権を逃すことになる。前回の14年ブラジル大会王者のドイツは、グループCでチェコやノルウェーなどと対戦する。
 W杯ヨーロッパ予選は、ユーロ2016が終了後、来年9月から1年を超える長い戦いが行われる。
 また、出場枠が4.5のアジアと南米、3.5の北中米カリブ海、0.5のオセアニアの間で、大陸間プレーオフの対戦を決める抽選も行われた。その結果、アジアは北中米カリブ海と対戦し、オセアニアと南米が対戦することが決まった。

 

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