「岡崎はフィットしていない」 レスター監督が次節欠場を明言、U-23の試合で調整へ

レスター・シティのFW岡崎慎司【写真:Getty Images】
レスター・シティのFW岡崎慎司【写真:Getty Images】

ピュエル監督が起用に慎重な姿勢「段階を踏んで復帰させなければ…」

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、プレミアリーグ開幕戦を欠場したが、クロード・ピュエル監督は次節のウォルバーハンプトン戦も起用を見送ることを明かした。コンディションを取り戻すため、U-23チームでの調整となるようだ。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じている。

 岡崎は日本代表の一員としてロシア・ワールドカップ(W杯)に出場。先発したグループリーグ第3戦のポーランド戦(0-1)で右足首を負傷し、途中交代となっていた。出場はそれが最後となったが、チームがベスト16に進出したため、レスターへの合流は遅れていた。

 レスターを率いるピュエル監督は、現地時間10日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとの開幕戦(1-2)で、ベンチスタードだったイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが次節スタメン復帰する可能性が高いことを示唆した一方、岡崎とMFマッティ・ジェームズに関してはまだ調整が必要だと明かしている。

「マッティ・ジェームズは、まだ起用できない。フィットしていないんだ。岡崎も同じくフィットできていない。彼は来週月曜日のU-23チームの試合で復帰できれば、そこで状態を見ることになる」

 指揮官は岡崎について「彼にはゲームタイムが必要で、段階を踏んで復帰させなければならない」と慎重な姿勢を示している。コンディションが戻るまではU-23の試合で起用して様子を見ていくようだ。

 今夏の移籍市場でレスターは、期待のU-21イングランド代表MFジェームズ・マディソンを獲得。現地ではヴァーディの新たな相棒は、この21歳が務めるともっぱらの評価となっている。

 これまでも多くのライバルが登場するなかで、ポジションを確保してきた岡崎だが、4季目のシーズンとなる今季はスタートから出遅れる格好となった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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