ラモスはPKを蹴るべきでない!? 元英代表が語るレアル攻撃陣に譲るべき理由

レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアル・マドリードのDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

ハーグリーブス氏がアトレチコ戦でPKを決めたラモスに疑問符

 レアル・マドリードは現地時間15日のUEFAスーパーカップでアトレチコ・マドリードと対戦し、延長戦の末に2-4で敗れた。元イングランド代表のオーウェン・ハーグリーブス氏は、この日、主将のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがPKキッカーを務めたことに疑問符をつけている。英メディア「BTスポーツ」が報じた。

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 レアルは試合開始直後の前半1分、アトレチコのスペイン代表FWジエゴ・コスタに先制点を許してしまう。だが、同27分に反撃。元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、同点ゴールを挙げた。

 そして1-1で迎えた後半18分、相手DFがペナルティーエリア内でハンドを犯してレアルがPKを獲得。そこでボールを抱え、スポットに向かったのはラモスだった。アトレチコゴールを守る名手のスロベニア代表GKヤン・オブラク相手に、冷静に逆を突き、ゴール右隅に流し込んで勝ち越しに成功した。

 だが、記事ではPKキッカーをラモスが務めたことについて、ハーグリーブス氏はアタッカー陣が担うべきだとの持論を口にした。

「あれは(今季のPKキッカーを務める)チャンスだったんだろうが、ベイルだってそれを求めているし、ベンゼマだって求めているはずだ。個人的にはアタッカー陣がPKを蹴るべきだと思う」

 ラモスはDFらしからぬ、ストライカーさながらのシュート精度を誇り、直接FKのキッカーを務めたこともある。これまでのPK成功率も極めて高い。それでもハーグリーブス氏はアタッカー陣がPKを蹴ること自体の重要性を説いている。そこには、今季抜けた一人の選手の大きな存在が見え隠れする。

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