「イニエスタは帰ってくる」 バルセロナ会長、天才司令塔の将来的な“古巣復帰”を明言
バルトメウ会長がサポーターに宣言「彼はバルサでの選手としての舞台は終えたが…」
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは15日、J1リーグ第22節サンフレッチェ広島戦(1-1)で鮮やかなドリブルからミドルシュートを突き刺し、2戦連続ゴールを挙げた。遠く離れた日本から良い報せがイニエスタの地元スペインにも届く一方で、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、「イニエスタは戻ってくる」と将来的な“バルサ復帰”を明言した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルトメウ会長はバルサ公認のサポーターズクラブ「ペーニャ」の世界的会合に出席。その場で「我々は全てで勝利することを強く熱望していきたい」、「4人の新たなキャプテン(FWリオネル・メッシ、MFセルジ・ロベルト、MFセルヒオ・ブスケッツ、DFジェラール・ピケ)はラ・マシアでトレーニングされてきた人物で、それは注目に値する独自性だ」と、今後の目標とアイデンティティーについて熱弁を振るった。
さらに、昨季限りでバルサに別れを告げたイニエスタの話題となった。10代前半から20年以上にもわたって相思相愛にあった両者だが、それは今もなお続くものだとバルトメウ会長は強調した。
「彼は(バルサでの)選手としての舞台は終えた。しかし我々はすでに、別の役割でクラブに戻ってくることについて語り合っている。イニエスタへの尊敬の念と、理解度は我々だけでなく、世界のフットボール全体もそうなのだから」
現在は神戸の一員として戦っているが、将来的にはクラブを支える一人として迎え入れるという。彼らは今、イニエスタ帰還の日を待ちつつも、日本の地から聞こえてくる天才プレーメーカーの活躍ぶりを楽しんでいるのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)