スペイン紙「AS」電子版はイニエスタの名前とゴラッソを掛け合わせた造語で称賛

　ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、15日のJ1第22節サンフレッチェ広島戦（1-1）でエリア外から強烈なミドルシュートを左上隅に突き刺すスーパーゴールで2試合連続ゴールをマークした。イニエスタの母国スペインでの注目度は急上昇中だ。

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　広島に先制を許して迎えた前半17分だった。元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキのパスを足元に収めたイニエスタは、ペナルティーアーク左後方で対峙した広島MF川辺駿をワンタッチで置き去りにし、カバーに来たDF野上結貴もシュートフェイクでかわして右足を一閃。ボールは浮き上がるような軌道を描いてゴール左に突き刺さった。

　前節のジュビロ磐田戦（2-1）に続いてポドルスキとのホットラインから2戦連発。初ゴールは柔らかなボールコントロールからGKもかわすテクニカルな初ゴールだったが、今度はシュートレンジの広さとシュート力も見せつける一撃となった。

　スペイン紙「AS」電子版ではゴールシーンの動画を紹介。イニエスタの名前とスーパーゴールを意味する“ゴラッソ”をかけ合わせた「イニエスタッソ」が日本でも披露されたと報じた。

　そしてこのイニエスタのゴールは、ウェブサイトにある動画コンテンツのアクセスランキングで1位に急上昇。天才司令塔の日本での活躍は、スペインでも当然大きな話題となっている。

　このイニエスタやポドルスキのコンビ、サガン鳥栖に加入した元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレスの存在によって沸き立つJリーグ。今や世界中から注目を浴びるコンテンツとなっていることは間違いない。