中国で行われるミラノダービーで本田、長友が同時先発
ミラノの日本人ダービーが国際親善試合でついに実現
ACミランFW本田圭佑とインテルDF長友佑都の日本代表コンビが25日、中国・深センで行われるインターナショナル・チャンピオンズカップで先発出場することが両チームから発表された。
ミランは4-3-1-2システム。GKはディエゴ・ロペス、DFは右からカラブリア、アレックス、エリー、デシリオの4バック。3ボランチは右からデヨング、ポーリ、ベルトラッチが並び、本田は「自分の家」「トップ下の DNAを持っている」と話していた本職で待望の先発。2トップはマトリとニアングとなった。
一方、インテルは4-5-1システムと発表している。GKはカリッソ。4バックはサントン、アンドレオッリ、ポパ、長友。長友は本職の左サイドバックに入った。中盤はMFニュクリ、タイデル、バルディーニ、デルガド、ディ・マルコの5人。1トップはFWロンゴで、控え中心のメンバーとなっている。
ミランとインテルはいずれも今季大補強を敢行し、長友も本田も地元メディアから余剰人員とも報じられている。今回中国で行われるミランダービーについて、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」はアジア市場の覇権を争う戦いと報じている。アジア市場開拓の旗頭である日本代表コンビはいずれも今季初先発。2人はミラノ残留を熱望しているだけに、存在をアピールする最大のチャンスとなりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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