U-21日本代表、アジア大会初戦で輝いた選手は? 英記者が分析「重要な選手になる」
「決定機を無駄にした点で罪深い」
一方で上田は、マーカーを抜き、狭いペナルティーエリアのスペースを見出すことに成功していた。だが、彼のフィニッシュは何度も自分自身をも落胆させ、決定機を無駄にした点で罪深い。
2日後の16日に行われる第2戦のパキスタン戦で、森保監督が布陣を変更したとしても驚きはない。日本にとっては勝利を手にする十分なメンバーを揃えればいいのだ。森保とそのチームは決勝トーナメントをにらんでいる。このような状況下で、チームがスロースターターになったことも、また驚きはないと言える。
[記者PROFILE]
マイケル・チャーチ。英「PA通信」のアジア支局長、AFC機関紙「フットボール・アジア」編集長を歴任。ワールドカップとアジアカップをそれぞれ6大会取材したスポーツジャーナリスト。かつては東京在住で、現在は香港に拠点を置き、アジアサッカーを20年間カバーしている。
(マイケル・チャーチ/Michael Church)
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マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。